製品情報

真空式撹拌乾燥機

真空撹拌乾燥機 KD-1200型

真空撹拌乾燥機 KD-1200型

真空撹拌乾燥機は、伝導伝熱方式の撹拌乾燥機で、真空状態にて回分操作されるものが一般的である。

本体は、ジャケット付きの円筒形または、溝形(U形)とし、リボン羽根、パドル羽根等の一軸撹拌機を有する。処理材料の性状によっては、本体をU形とし、二軸撹拌機とする型式もある。

特 長

  • 真空下での乾燥であるため、伝熱面積と処理材料との間の温度差を大きくとることができる。
  • 処理材料が撹拌解砕されながら伝熱面と直接接触するため、効率がよく、均一な乾燥製品を得ることができる。
  • 軸シールの型式の選択により、高真空(低温度)運転ができるため、空気酸化、高温変質しやすい材料の乾燥に適している。
  • 蒸発ベーパが有害性を持つもの、または、溶剤にも用いることができる。
  • 熱風乾燥方式に比べ粉末の飛散が少ない。
  • 熱源として、温水、蒸気、熱媒油を用いることができる。
  • 付着しやすく、餅状、塊状になりやすい材料を扱う場合は、ボールまたは丸棒を入れることにより、乾燥速度の促進と回転抵抗の低減をはかることができる。

テスト機

弊社には、下写真のテスト機を常備しており、必要に応じテストを行い設備計画を御提示できる準備をしております。

真空式撹拌乾燥機 テスト機
テスト機仕様
型 式 特殊パドル型(乾太郎羽根)
寸 法 φ300×500L
容 量 20リットル
材 質 SUS316
伝熱面積 ジャケット 0.34m2
軸、羽根 0.45m2
使用圧力 缶内真空
軸回転数 10 ~ 40rpm

カタログダウンロード

真空式撹拌乾燥機 製品カタログ
(PDFファイル形式 1.45MB)

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